自分とつながる~世界とつながるInside Out リーダーシップ

Photo©中村ユタカ

■村中流Inside Out とは?

Inside Outとは既に多方面で使い古された言葉だ。
だが私の中では全く新しい価値観として新たに生まれたものである。

人は「リーダーとして生まれる」のだろうか?
いや、きっと違うはずだ。
怖れや弱みを多く抱えながらも、それを自分の智慧と勇気で克服した人間ほど
リーダーとしての資質に恵まれているのではないか?

だが実際のところ、多くのリーダーに共通するのは
自分の弱みを「克服」したのではなく
それに気が付いて、その弱みを強みに変えた、という点である。

私はそれをInside Out(インサイド・アウト)と呼んでいる。
すなわち「己の中の弱みは、強みに転じる」ということである。

陰極まれば陽に転ず。
まさにあなたの弱みこそが、将来の宝なのである。
その弱みを深堀りし、よーく吟味するなら
必ずや「弱み」と考えたり感じていたものが
実は単なる特徴に過ぎないことがわかる。

それは癖だったり、傾向だったりする。
人との違いはそこにある。
違いこそが宝である。

だからこそこの宝を自分の奥底から絞り出し、
「ひっくり返して」みたときに
自分らしさ、というオリジナルの武器が手に入るのである。

これはまさしくワーグナーの歌劇「ワルキューレ」において
ジークムントが手に入れたエクスカリバーの剣である。

エクスカリバーは運命づけられた剣。
その剣はあなたの中に眠っているのだ。

Inside Outこそ、リーダーの基本中の基本であると
私はそう確信している。

村中大祐 © AfiA