2017/12/20

マーラーを指揮することについて

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こんにちは。村中です。

さあ、今日も張り切ってお話します。

音楽ってしかめっ面とかしているとダメです。

自己満足も多分ダメ。

やっぱり本当に楽しんでないと顔に出ます。

良くない顔してると、良い音楽はできませんね。

さて、すごく楽しそうに指揮する人。

サー・ゲオルク・ショルティ。

わたし、あの人の指揮、凄く好きでした。

一度だけ生演奏に接することができたんですね。

もう亡くなりましたが。

一昨年あたりまでゲルギエフさんや

ムーティさんのスポンサーだった

日本人大富豪の方が居ましたね。

ハーピストでイタリアに渡り

ヴェネツィアの大富豪と結婚された

チェスキーナ洋子さん。

私、ご縁があってチャールズ皇太子のところで

このチェスキーナ洋子さんの追悼演奏会をしたんですね。

その後で、あるやはり同じような

大富豪の御宅に招かれて

ショルティさんの奥さまにお会いしたんです。

彼女が凄く褒めてくださったのが

私のシューベルトとベートーヴェンでした。

最近はロンドンでイギリス室内管弦楽団と指揮したものです。

さて、ショルティさんについては

一度だけ、シカゴ交響楽団との演奏で

マーラーの交響曲第5番を聴いたんですね。

これが本当に今まで聴いた中でも忘れられない演奏です。

その時に思ったんですが

「ああ、やっぱりワーグナー外せないな」

これは私の半分信念みたいなものなんですが

マーラーってすごい人で

ウィーン国立歌劇場の音楽監督をやりながら

ありとあらゆるレパートリーを指揮していて

その合間に夏の時間を利用して

自分の交響曲を作曲したわけですね。

マーラーが一番愛したのは

モーツァルトとワーグナーです。

この2人のオペラ、モーツァルトは

みんな何となく指揮するんですよ。

でもワーグナーを指揮する人って

すごく少ないんです。

それに、ワーグナーを指揮する人で

今度はマーラーも指揮する人が少ない。

つまり、ゲオルク・ショルティさんは

極めて稀な指揮者だった。

ワーグナーを全曲録音して

マーラーでも全曲録音をして

音楽史に金字塔を打ち立てた。

そんな人はあまりいないです。

私は「マーラーを指揮すること」っていう

ヴィデオを観たことがありますが

その時に不思議な違和感を覚えました。

何故この人達はワーグナーを得意にしないのに

マーラーのことを語れるのだろう。

ワーグナーを信奉したマーラーが

その全てをかけて書いた作品に

ワーグナーの影響がないわけがないんです。

そのエッセンスを知らないで

マーラーを理解することなど

本当にできるんでしょうかね。

ショルティのマーラーの演奏を聴いた印象は

一度っきりですが

しっかり残像として

あのウィーンの楽友協会大ホールとともに

残してあります。

音の印象は極めて厳しい世界観。

優しさなんてもんじゃなく

厳しい。

Indulgeな感じでもない。

そんな中に一粒の光が見えた。

そんな演奏でしたね。

ショルティさんに感謝。

やっぱり素敵な爺さんでしたね。

面白い指揮でしたけど、音楽は最高でした。

村中大祐

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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今回も、最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。

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