2017/12/22

カンタービレの人生

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

こんばんわ。村中です。

こちらクラシックCHでは

音楽についてのブログを配信しています。

と言っても音楽だけ書くわけにもいかんのです。

そこで、まあ私の幼い頃の失敗談から。

「落ちこぼれ」だったんですわ。私。

それがどういうわけだか

ある時から勘違いしたんですな。

そんなお話の一部をご紹介しましょうか。

 

そもそも学校という場所が

苦手だった私。

一人っ子で自家中毒。

そりゃあもう、大変でした。(笑うに笑えん!)

それこそ小学校に上がる前の

幼稚園の頃から落ちこぼれで。

(これについてはメルマガに詳しく書いていますから

そちらをご覧あれ。)

小学校の5年で父親が他界するまで

私はあまり成績優秀な子供ではなかったのです。

 

それが何を勘違いしたか

優等生になろうとした。

それはもちろん、オヤジの遺言でした。

 

神奈川県一番の進学校に入れるため

わざわざ家をその近くに選んだ、という

母の口から出た言葉に

わたしは衝撃を受けます。

 

それで朝から山に入ると

夕方まで食べるのも忘れて

遊んでいた少年は

突然塾に行くわけですな。

 

ところが楽しいものは長続きするが

基本的に先生が何を言っているのか

さっぱりわからなくなる。

(実はこれが今でも同じような状態になります。)

ひどい時は声まで聞こえなくなってしまう。

 

それで塾について行けなくなった私。

ところが運よくその学校の入試に

「面接」があったわけです。

 

対面で力をハッキするのは

私の過去の経験から立証されています。

この時の体験は、おそらく後に来る

数多くの試練を救ってくれる第一のパターンでした。

 

私は「面接」で、学校に合格した

おそらく学校の歴史始まって以来の生徒なのです!

 

面接で試されるのは人間力か?

と思いきや、あなた、早まってはいけません。

ここは私の「純粋さ」が功を奏したのであります。

 

「歌が歌いたい」

 

県下一の進学校に入らんとする子供が

「歌が歌いたい?」

審査員の反応は面白かったのです。

「君みたいに純粋な子供は

是非ともウチの学校に来てほしい」

 

どうやらこれで合格したようなのです。

案の定、入学後からの6年間

私はまさに「地獄」を見ました。

 

授業がさっぱりわからない。

先生の声が聞こえない。

掘り下げたいのに掘り下げられない。

 

そこで中学1年の途中で

勉強をやめたのです。

本当にやめました。

「これは要らないはずだ。」

私にはその確信があったのかもしれない。

 

それから私はピアノにのめり込むようになります。

ところが音楽の専門的な勉強は

やらせない。

これが方針だったのです。

 

その時に私を救ってくれたのが

ベートーベンです。

「月光」ソナタや「テンペスト」。

初期のピアノソナタなどを

徹底的に独学で弾き始めました。

 

特に最初は指が回らなかったので

ゆっくりの楽章ばかりをピックアップして

散々弾き散らしました。

 

そのせいか、今でもゆっくりした

ベートーヴェンの楽章が一番性に合うようです。

 

ベートーヴェンには歌がある。

その歌を表現できるようになると

よいドラマが描けるようになるのです。

 

歌が歌いたい。

 

私が面接でいみじくも発言したこの言葉は

その後ホロヴィッツの言葉として

聞くことになりました。

 

「私はピアノで自分の歌が歌いたかった。」

 

これはホロヴィッツの音楽の原点にあるものです。

歌のフレージングを学ぶために

イタリア人のバッティスティーニのSPレコードを

擦り切れるほどまで聴いたと言います。

 

自分の歌を歌う。

私のホロヴィッツと同じ夢を

ピアノで当時追っていたのです。

 

音楽の基本はカンタービレ。

私は落ちこぼれ学生でしたが

どうやら音楽の本質だけは

外していなかったようです。

あなたも是非音楽をやるなら

カンタービレの人生を生きて下さい。

それが音楽の醍醐味というもの。

思いっきりドラマを味わうことができるでしょう。

村中大祐

**********************************************************************

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

何か私に聞いてみたいことや、ご意見ご感想がありましたら

 

お気軽にご連絡ください。

 

mail@afia.info

**********************************************************************

今回も、最後までお読み頂き、どうもありがとうございました。

村中大祐のプロフィールはコチラ⇒http://muranakadaisuke.com/

次回はもっと面白い情報をお送りいたします(^^♪

**********************************************************************

■©AfiA LLC. (コピーライト:合同会社AfiA)

■発行責任者:村中大祐

http://muranakadaisuke.com/

*本ブログに掲載された記事・情報を許可なく転載することを禁じます。

**********************************************************************

関連記事

コメントを残す

*

CAPTCHA